獲得高度はどのくらいなんだろう?模型飛行機愛好家であれば誰でもこんな事を考える
はずです。How High-M はその疑問に安価・簡単・正確に答えます!
How High-M はフライト後の最高獲得高度をLED の点滅回数により表示します。表示モードに
移るには、LED の前で指をひらひらさせるだけです。
How High-M の操作はとても単純で、パソコンも、地上へ高度を伝送する為の受信機なんかも
不要で、3.2V〜12V の直流電源があるだけで動作します。受信機の空きチャンネルに接続する
か、小さな電池を接続するだけでOK です。切手より小さくて5 円玉より軽い2.2g で、模型飛行機
への搭載がとても簡単です。
実機と同じように、How High-M は最新の気圧センサで気圧のわずかな変化を検出しています。
更に独自の演算と信号処理を駆使し、今までになかった安価で小さく正確な高度計測を可能とし
ました。
1. 操作方法
以下の3 ステップだけです。
@ 電源を入れる
A 飛行する
B 最高高度を読み取る
1.1. 電源の投入
電源を接続すると、LED がまず3 秒間点灯した後に3 秒間消灯します。この後すぐに飛行する
ことができます。
1.2. 高度の計測
正常動作時、LED が約2 秒ごとに短く点滅しています。
受信機の空きチャンネルに本機を接続し、送信機のスティックをいっぱいにまで動かすと、LED
が短く3 回点滅しますが、これは通常動作の範囲ですので心配は要りません。
飛行中、How High-M は1 秒ごとに気圧と気温を計測しています。
1.3. 高度表示モードへの移行
            
着陸したら電源を切る前に高度表示モードにします。自分の影にならないようにLED を太陽の
方向かまたは空の一番明るい方向に向けておき、指でLED に入る光をチラチラとワイパーのよう
に遮ります。指はLED になるべく近づけ、3 センチくらいの振れ幅で素早く振ります。
How High-Mがワイパー動作を感知すると、LED が4 秒間点灯するのでワイパーをやめて下さ
い。次いでLED の点滅回数で獲得高度を表示します。
例えば、423m の獲得高度があったとしたら(普通は見えなくなっちゃいますが)、4 回点滅→
(ポーズ)→2 回点滅→(ポーズ)→3 回点滅と表示をします。
ポーズを挟んだ点滅回数で、2150m までの獲得高度を桁毎に表示するわけです。
上位の桁が0 の場合、その桁は表示されません。8 回の点滅と9 回の点滅であったら、89m を
獲得したということになります。
ゼロの表示は速い2 回の点滅になりますので、105 メートルであれば1 回点滅→2 回速い点滅
→5 回点滅という風に表示します。
表示を終えるとHow High-Mは通常動作に戻りますが、「ワイパー動作」をもう一度行えば再度
表示モードに移り、最終フライトでの最高獲得高度を表示してくれます。
スイッチを切っても、How High-M は最終フライトでの最高獲得高度を覚えています。次のフラ
イトで約15m以上上がると高度記憶は自動的にリセットされ、そのフライトでの獲得高度の記録を
行いますので、フライト毎に電源を切る必要はありません。
How High-M は、高度表示モードに入った後の最高獲得高度(AGL)を記録しております。電源
投入もしくは高度表示モードにしたときに高度がゼロリセットされ、その後15m を超える獲得高度
があればそれを記憶するように動作します。
複数フライトでの最高高度を知りたいときには、高度表示モードに移らないようにします。全て
のフライトを終えた後に高度表示モードにすると、そのフライト中の最高獲得高度が表示されます。
このとき、電源を切ってしまいますと記録も消去されますのでご注意ください。
2. 模型飛行機への取り付け
    
精度が落ちますので、直接気流にさらされる位置への設置は避けて下さい。通常は上の図の
ように胴体の中に両面テープ等で固定すれば問題ありません。3mm 程度の穴を、直射日光を当
てられる位置へ空けLED を外に出します。LED を外に出さなくても計測には問題ありませんが、
高度表示モードに移るのは多少面倒でしょう。また、高度表示モードに入る為にはLEDをチラチラ
遮光しなくてはなりませんから、指を振ることのできる位置ということにも留意してください。
場合によってはLED のリード線を曲げても構いません。LED のリード線が基板から外れたり折
れたりしないように、下の図のように部品の実装されていない側へ注意深く折り曲げて下さい。

スポンジのようなものでくるみ、ナイロンバンドの様なもので固定するのも良い方法ですが、くる
む際にはセンサへの気圧の変化を妨げないように充分注意して下さい。
固定が済んだらコネクタを受信機の空きチャンネルかバッテリへ接続します。リード線のコネク
タの配列は一般的なJR・Futaba、サンワのZ コネクタのものと同形式です。空きチャンネルが無
い場合は、Y ハーネス等で接続すると良いでしょう。
DSC に対応した受信機の場合には、DSC 用のコネクタへ本機を接続しないで下さい。
フリーフライト機では電源を積む必要があります。How High-M は3.2V〜12V の広い電圧範囲
で動作しますから、リチウムイオン/ポリマーの1 セルから角形9V 電池まで様々な種類の電池が
適合します。How High-M のコネクタに接続できるラジコン用のコネクタを用意し、赤のリードを+、
オレンジと茶色のリードを両方とも−の端子に接続します。

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